境界性パーソナリティ障害からの回復

境界性人格障害/境界性パーソナリティ障害の治療過程・回復記録

ガールズバーで働いてみて思ったこと

顔面の良さは刹那的

可愛いとか美人とか、そういうので瞬間的にあの子に付いて欲しいとかはあるのですが、そういうのって持続しないもんだなーと思います。

 

お客さんは可愛いに+αを求めて指名してるわけで、見た目を気にして終始作り笑顔とか壁を取っ払えないみたいな子は指名が続かない。

 

人が人に求めてるもの

お客さんを見ていて、この人たちは何をしたいんだろう、何をしにここに来るんだろうと考えた時、「興味と一体化」だと思いました。

 

生きている上で、他人から興味を持たれることってすごく重要だと思います。その先にある褒められたいとか評価されたいみたいのもあるんだけど、なによりも自分に純粋に興味を持ってくれているということが重要。

 

どういうことかというと、興味を持つ=好きっていうことなんです。

色恋の好きじゃなく、人間的に好きですよ、の意味で興味を持たれたいんです、みんな。

 

ガールズバーに限らず、質問上手な人は全体的な会話がすごく上手だと思っているのですが、そのためには相手に「興味」を持つことが大事。

その興味を相手に伝える行為が「質問」です。

 

ネットとかで水商売ノウハウを見ると、お客さんの持ってるものや服装について会話すると良いとかあるけど、それよりも、相手の思考や性格に入り込めると話が早い気がします。

 

人間ってみんな、浅くも深くも考えていないと生きていけない生き物だから、自分の考えてることとか主張を言語化したいじゃないですか。

自分自身の思考がまとまっていくのは快感だし、新しい気づきを得られる瞬間も重要で。

 

そこを引き出してくれる女の子がお客さんにとっては嬉しいのかな、と思います。

 

あともうひとつは、「一体化」。

カラオケとかわかりやすいと思うんだけど、同じ歌を同じテンションで歌いあげるのって究極の一体化だと思うんですよね。

私も昔アルバイト先のみんなでカラオケ行った時に、男性社員さんと一緒に歌ってうまいことハマった時、一体化を感じたことがありました。

 

会話でもそうで、共感を繰り返すことで仲間意識が芽生えたり、自分のことを自分のようにわかってくれると思ってもらえると、一体化、ある種のフロー状態になることがあって、そういうのって嬉しいじゃないですか。

 

だから、人が人に求めるものって、「興味と一体化」だなーと思いました。

 

私の濃度

ここからは自身の反省も兼ねて書きます。

 

私がガールズバーで働くことにした理由は、お店を世の中の縮図に見立てて、自分の世の中での立ち位置が知りたかったっていうのと、自分自身に偏差値をつけてみたいっていう2つの理由からでした。

 

結果からいうと、顔面偏差値は平均くらい。盛り上げ役は無理。ニコニコしてて癒し系な私に価値がある。

という客観的な自分の存在価値みたいのを知れたのと、

頑張らないと興味を持てない他人がいる代わりに、興味を持つ人がいるとその人のことをとことん知りたくなる。盛り上がっている場を客観的に見てしまう。

という自分の性格も見えてきました。

 

あとは、自分の中身の薄さ。

とにかく、圧倒的にインプット量が少ないなと思いました。

読書量が減ったこととか、映画やドラマなど、なんらかの意味があるものに積極的に触れていないこともあるけど、それができるキャパがないことに問題があって、さらにその原因は明らかに最近の鬱々とした状態にあるのです。

 

あとは私の場合、人と話すことで無理矢理自分の狭い世界の端々をこじ開けていたような気がします。

そういう意味で出会い系は私に活力をくれていました。

 

人と話すことに苦手意識はあれど、人と関わりたい欲求はすごく強い。

だから、そういう場なりコミュニティなりがあったら伸びる部分があるんじゃないかとも思いました。