境界性パーソナリティ障害からの回復

境界性人格障害/境界性パーソナリティ障害の治療過程・回復記録

高学歴で金持ちしかいない会社に採用されてしまった結果

今の会社は、社長が学歴に強いこだわりを持っているからか、

高学歴で輝かしい経歴の人が多い。

 

そんな中、低学歴の私が採用された理由は、正社員じゃなく契約社員という業務形態だったことがひとつ。審査基準がたぶん緩められた。

あとは、瞬発的な愛想の良さと咄嗟に出てくるユーモアで面白がられたことがひとつだ。

 

だけどそんなのは完全に化けの皮。

やっぱり私は頭が悪い。

 

コンサルティングをやっている会社にいるからか、戦の始まりを伝える弓矢のように、聞いたことのないカタカナ用語がゆるやかに飛び交う。

ぴんっとした背筋でいなければ会社の椅子には座る資格がなくて、

いつもニコニコ笑っていなければこの場所に存在してはいけない。

 

私のように喧嘩っ早くて

本をデスクに投げつけるような人間は論外なのである。

 

 

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みんな、口角が常に45度上がっているんじゃないかというような強烈な笑顔の裏で、

仕事ができない人間はいらないと本気で思っている。

 

超競争社会。超実力主義。

使えない人間は理由をつけられて退職に追い込まれていく。

 

その会社の方針には全く賛成できないけれど、

だからこそレベルが高いのは事実だ。

 

私は無駄に心配性で、嫌われたくない不安から気遣いをするので、

それが仕事で発揮された時には、うちのチームに入ればいいのにと言っていただくこともあるけれど、

私にコンサルティングのノウハウはないし、自社がコンサルしている内容にも明るくない。

みんなが知っている当たり前を知らない。

 

だからといって死ぬほど本を読んで勉強するわけでもないし、

頭の良い人たちが読むような難読本を理解できる気もしないから、

私はいつまで経っても無知で頭が悪い。

 

 

そんな中で私が生き残る道はユーモアしかないと思っていたけど、

白金高輪のおぼっちゃんや老舗着物屋の娘なんかが集まっている会社で

下世話な話はできないし、そうなると私の武器は何の役にも立たない。

 

セックスした男の数と下手な愚痴をいうことにしか自信のない私だもん。

 

いいところの家庭に生まれて、

順風満帆に高学歴への階段を上り、

カタカナ用語をルービックキューブのように見事に操る人たちの中にいると

私の鋭いはずの刀の先には、みるみるうちに白くて可愛らしいお花畑ができてしまう。

 

小さい頃、教育熱心な祖母や、優秀な親族たちに下に見られている気がしたけど、

いまもそうだ。

きっと彼らから見たら、私は頭が悪い。

 

祖母やいとこは正しかったのだ。

頭が良いことは私に必要なことだった。

だけど私は頭が悪い。

頭が良くないから、会社の人にも嫌われている気がするのです。