境界性パーソナリティ障害からの回復

境界性人格障害/境界性パーソナリティ障害の治療過程・回復記録

私はアダルト・チャイルドー治療過程のいまここー

なんで自分のことが満足にできないんだろう。

なんで自分の好きなことがわからないんだろう。

 

自分を何かの枠に当てはめてくのは嫌だけど、私は、機能不全家族で育ったAC(アダルト・チャイルド/アダルト・チルドレン)みたいです。

 

AC(アダルト・チャイルド/アダルト・チルドレン)とは、「子どもを生きる」ことができずに大人になってしまった人のことをいいます。

 

子供時代に、愛され、関心を注がれ、自分の感情をありのままに放出し、自分の要求をありのままに周囲に伝える。

私はその練習ができないまま大人になりました。

 

私は、不仲な母親と祖母、教育熱心な親戚一同に囲まれ、小さい頃から、なにもかも手探りで、大人のような振る舞いを求められました。

 

私は小さい頃から、自分の感情や希望を心の奥にしまいこんできました。

 

親が困ることを言ったら申し訳ない。

頭が悪い私はここにいてはいけない。

言葉遣いも姿勢もキレイじゃないといけない。

夜9時を過ぎたらお父さんとお母さんがいる一階に降りちゃいけない。

お母さんとお父さんは本当にお母さんとお父さんなんだろうか?

私はどうしていつもおばあちゃんに怒られるんだろう。

怖い。怖い。怖い。

怒っている人を見るのも、泣いている人を見るのも怖い。

感情は怖い。

感情なんていらない。

頭が良くて、良い子でいることで私は存在できる。

 

自分のことがわからない理由はこれです。

私はひたすらに感情を押し殺して生きてきました。

喉が渇いてどうしようもないのに、「お水をください」すら言えなかった。

 

私は大人になった今でも、手探りのまま生きています。

自分の感情が正しいのか、自分の好きなことはなんなのか、自分の居場所はあるのか、自分に価値があるのか。

わかりません。

 

私の心の奥底には、本来子どもの頃に伸び伸び、生き生きと走り回っているはずだった「インナーチャイルド」が必ずいます。

 

私のインナーチャイルドは、子供の頃、ありのままの子供の姿で外に出てくることができなくて、大人のふりをした皮を被って生きてきました。

 

私は治療の過程で、本来のインナーチャイルドに出会う必要があります。

 

インナーチャイルドを覆っている皮は傷だらけなので、その傷を癒す必要があります。

 

本来の自分がきっと見つけ出せる。

そのために過去を思い出して、ちゃんと傷を癒して、過去のものにしていく途上。

 

私は今この過程にいます。