境界性パーソナリティ障害からの回復

境界性人格障害/境界性パーソナリティ障害の治療過程・回復記録

カウンセリングか、心療内科か

カウンセリングか、精神科か

カウンセリングに通う前、私は心療内科を受診しようとしていた。

メールで症状を書いて心療内科に問い合わせると、「この症状はカウンセリングの領域です」と今のカウンセラーさんを紹介していただいた経緯がある。

 

⬇︎その時の経緯はこちら

ある心療内科にコンタクトを取ってみた - ボーターじゃない

 

カウンセリングと精神科のすみわけは、ざっくり言うと、

薬が必要なら精神科

考え方の歪みやクセを治したいならカウンセリング

になると思う。

 

でも、自身の経験から思うのは、両方とも通うのが一番良い、ということだ。

理由は、境界性人格障害の性質を持つ人は、特定の一人に頼らないほうが良いから

 

境界性人格障害の性質がある人は、その性質上、医師やカウンセラーを、唯一の心の拠り所にしがちになる。

私も最近までそうだったのだけど、自分の過去や考えていることを全てをさらけ出して話せる人が、周りに一人もいない方って多いんじゃないかな。

 

だけど、カウンセリングが進み、ブログでも気持ちをストレートに書き出すようになると、だんだん自己開示や、過去のことをありのまま捉えて言語化して話すことの重要性を感じるようになってくる。

そして、それができるようになってきた時、今まで自分の人生に「全てをさらけ出せる人」がいなかった反動で、カウンセラーさんに依存に近い形を取りそうになった。

 

自分のことをもっと知りたい。その欲求を埋めるために、カウンセラーや医師ともっと一緒にいたい。もっと教えてほしい。もっと話したい。

そんな欲求があふれ出てくる。

カウンセリングの時間が終わりそうになると不安に駆られ、深い意味はないであろう言葉じりを聞き逃すことができず、非難されているように感じる。

 

私のように、ボーダーといわれる人間は、特定のひとりに依存する態勢になることで、負の性質を最大限に発揮してしまうのだと思う。

だから、心を開いて、思いを話せる人は複数いたほうが絶対に良いし、治療の過程では必須だと思う。

 

体の不調をメインで診てくれる精神科・心療内科の医師、

心の不調や過去の傷を癒す過程を共に歩んでくれるカウンセラー。

それぞれが違う角度から、自分の生きづらさを解消するサポートをしてくれる。

治療をする際は、その体制をつくることが重要だと思う。

 

私の場合、恥ずかしながら、話せる人が複数いても依存しそうになるし不安が続く。

これで相手がひとりだったらと考えると、自分のことだけど本当に恐ろしい。

 

過去と現在の相関を俯瞰して見る

私はこのブログを書き始めた頃には、気付かなかったことがある。

 

明らかに家庭に問題があったり、育ちの過程で傷付いた過去がある人はもちろんだが、「自分は愛されて幸せに育った。それなのにどうしてこんな性格なんだろう。」そう思っている人も、過去を深掘りしていくと、性格形成に大きな影響を与える深い傷を負っている可能性があるということだ。

 

まさに私。

私が4年前に通っていた心療内科の医師や、当時お世話になっていたケースワーカーさんは、いつも私の両親のことを根掘り葉掘り聞いてきた。

当時の私は、二人が私に両親のことを責めるよう仕向けていると感じた。

 

そうやって両親を悪者にして、彼らに責任をなすりつけて、私を楽にしようとしている。

そんなことは絶対にできない。そう考えていた。

それが嫌で通院をやめ、ケースワーカーさんも違う方に変えてもらった。

 

だけど、その後3年間、何度も何度も自分の過去と向き合い、過去を掘り起こし、トリガーになる記憶を言語化してきた結果、私の問題の根源は、家族と親戚関係にあることがわかった。

 

成育歴と一言で言っても、当人の捉え方によって、幸せなものにも辛かったものにもなり得る

今なにか自分に問題が起こっているとしたら、過去に課題が残っている可能性が大いにある

 

そんなこと絶対にないと言い張っていた自分がそう考えるようになったのは、自分でも本当に驚くことだ。

だけど、過去に残してきたままの心の傷をちゃんと言語化して、癒してあげないと、ことあるごとにその傷は痛みだすのだ。

だから、今の問題だけを考えずに、過去の課題をちゃんと整理していく過程は絶対に必要。

 

 

 

※人によって環境も状態は違うので、周囲の方やカウンセラーさん、医師に相談して治療の進め方は決めていってください。