境界性人格障害からの回復

都内で編集の仕事をしています。28歳。2児の母。境界性パーソナリティ障害(BPD)、自閉スペクトラム症(ASD)、HSPの傾向があり、カウンセリングと心療内科に通いながら自分と向き合う日々。カウンセリングの過程をブログに書いています。

カウンセリング3回目(2018/2/16)

Hatena

 

 

今日は3回目のカウンセリングでした。

 

50分で12,000円という、ぼったくりのような価格ですが、今まで行った心療内科や無料のカウンセリングと比べて、先を見通せる感がある(次回やることを、事前に伝えておいてくれるなど。)ので、頑張って費用を捻出しています。

 

それなのに、今日は直前まで仕事でバタバタしていて、15分も遅刻してしまいました。

 

なので、大きな話は3つだけしました。

 

近況と飲み会参加の話

C:前回から今日までの間、どうでしたか?

 

私:大きく落ち込むことはなかったけど、気持ちの波は頻繁にありました。特に、夜になると急に孤独感が襲ってきて、誰にも愛されていない、誰にも必要とされていない、そんな気持ちになります。その不安感から寝られなかったり、人からの連絡を待ってしまったり、こちらから連絡しそうになったり、その葛藤に苦しむことはよくありました。

 

また、飲み会に誘われた時、うちは子供がいるので、夫との調整が必要になります。いつも、「この日子供達お願いできる?」という聞き方をして、夫は、「大丈夫」or「その日無理」と答えます。

 

無理と言われた時には、しょうがないと思いつつもイライラしてしまいます。向こうは突発的な飲み会でも参加することができるのに、こっちは一週間前に依頼しないと自由に出られない。それなのに、「調整してみるね」の一言も無いと、すごくイライラします。

 

C:旦那さんにちょっと気遣ってほしいのかな?

 

私:うーん…

それは全然違って、誘われた飲み会に行くか行かないかの話の時にわたしがいちばん重要視しているのは「飲み会に行くこと」です。

昔から、人と長期的、あるいは深い関係をつくるのが苦手でした。自分から誰かを誘うのも苦手でした。もちろん、誘われることも多くありませんでした。でも、本当は友達が欲しい気持ちが強い。

 

だから、人から誘われることは、私にとってすごく貴重で嬉しいことです。滅多にない機会であり、断ることで人との距離が開いてしまうのも怖い。仲良くなれる可能性があるならその機会を捨てたくない。だから、断りたくない。

 

それが一番の理由なので、夫の対応が一番の問題なわけではありません。

 

C:今の話を聞いて、行かせてあげたい、助けてあげたい、って思いました。旦那さんはあなたの性質に理解がある方だから、今の気持ちをそのまま言うのがいちばん良いと思いますよ。言い方は、なんで〜?ではなくて、私は〜してほしい。というアイメッセージ※で伝えてね。どうしたら嫌われないかな、とか、長く関係を続けていけるかな、って考えなくても、自然に友達ができて関係が続くようになるから大丈夫。あなたは能力があるんですよ。これだけの成育歴を書ける言語能力があるんだから。

自分に優しくしてあげることと、気持ちを表出させるやり方を練習していけば大丈夫。毎日が練習で、失敗もないからね。

 

↓アイメッセージ

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自分の気持ちを伝えること

 C:あなたのように、子供の頃から自分の気持ちを表出させることができずに生きてきた人は、自分の思いを伝えることで罪悪感を感じやすいです。今も、言いたいことが言えない時は多いですか?

 

私:小さい頃から大学の時くらいまで、言いたいことを言う、という行為をしたことがほとんどなかったように思います。周りに合わせて、無難に済むような発言や立ち回りをすれば良いと思っていました。そして、そうしていても人に嫌われる自分に落ち込んでいました。こんなにも人のことを考えているのになんで?って。

でも、子供が生まれて、ブログや日記で思いを文章化するようになってから、「自分にも“思い”とか、“意思”があるんだ。」と気付きました。

最近は会社でも、自分の考えを自発的に話せることが多くなりました。私の意見を面白いと言ってくれる人もいます。だけど、それも「馬鹿にされているんだ」と捉えてしまうし、言った後に後悔したり、恥ずかしさで会社に行きたくなくなったりもします。

担っている職務や学歴を考えて、頭の良い人たちの中で自分は圧倒的に頭が悪いと感じるし、みんなが真冬のコートを着ている中、ひとりだけ裸で立たされているような感覚になります。

 

C:でもそれは全部、自己完結させてるよね。自分の中でぐるぐる考えて出した考えであって、周りの人にそう言われたわけではないよね?

周りの人の視線の動きとか、表情とか、ちょっと口元が歪んだとか、それに全部気付いて、自分の情報にしてしまうんじゃないかな?

 

私:はい…そうですね。言葉として「褒め言葉」を使われても、馬鹿にされている、裏の意味がある、と解釈しているかもしれません…。

 

 カウンセラーさんの見立て

C:前回、現時点での見立てを話すって言ったけど、そのつもりで今日来てるかな?

 

私:はい。

 

C:そしたらお話するね。ちょっと時間が足りなくなると思うけど。

はっきり言ってほしいってことだったけど、それも変わりない?

 

私:はい。

 

C:わかりました。

ご自身で、BPD(境界性パーソナリティ障害)じゃないか、って認識されていて、勉強もされていたと思うけど、たしかにその性質があります。

あとは、発達障害もあると思います。

 

障害っていうと大層な感じがするけど、「その性質を持つ人」はたくさんいます。依存や自傷行為があまりにも重度な場合は、医療機関との連携が必要になるけど、医療機関で「なんでもないですよ。大丈夫。」って帰されても、毎日苦しんでいる人はいます。だから、そんな人を助けるためにここみたいなカウンセリングが存在していて、障害じゃなくても、「ある特定の性質を改善してもっと楽に幸せに生きるために」こういうところを利用してほしいと思っています。

さっき言ったような練習をしながら、もっと楽に生きられるようにしていくことができます。

 

私:発達障害ってよく知らないんですけど、種類があるんですか?

 

C:あります。

たぶん、あなたは言わないことでモヤモヤしてしまうと思うので…。

種類で言うと、ASD(自閉症スペクトラム)です。

だけど、調べないでね。たぶん調べちゃうよね。詳細を話す前にネット上に出回っているウソとホントが入り混じったものを見て欲しくないので。

 

私:わかりました。

 

C:どうしても気になって仕方ないなら、HSPって調べてみてください。

 

↓HSPとは…

「HSP」ってどんな人?生きることがつらい敏感さとは | 1万年堂ライフ

 

 感想

正直、自分のことをはっきりさせたい気持ちがありながらも、いざ「発達障害」と人に言われるとちょっと驚きショックもありました。でも、今まで、ただ話して聞いてもらうだけで終わるカウンセリングに意味を見出せなかったわたしは、毎回次に向けて進んでいく感覚がある今のやり方は合っているのだと思います。仕事でもプライベートでもそうだけど、短いスパンで、小さくても良いから何らかの結果が見えることが自分のモチベーションに繋がります。

 

HSPという概念は初めて知りましたが、合っているところもあれば、ん?と思う部分もありました。リンクのサイトに書かれているような、周りのことを気にし過ぎる性質はたしかにありますが、全てにおいて自信がゼロなわけではなく、根拠のない全能感に浸る瞬間があるから苦しいのです。

容姿に関しては明らかなコンプレックスがあるのでなかなか自信を持つことができないけど、仕事では、冷静さとか気遣いとか、客観性とか問題解決能力とか、この人たちより自分の方が上だな、って本気で思うこともあり、人を見下すような感覚になるときもあります。

学歴を人一倍気にして誰よりもコンプレックスを感じているくせに、そんなものは関係ない捨ててしまえばいい、自分がそれを証明する、なんて意気込んですごく苦しんだり。

劣等感と優越感の両極端に大きく揺さぶられるとき、自分を見失って、我を見失っているのに存在価値を見出そうと躍起になって、何の助けもない、壁もない、敵も味方もない穴の中に放り込まれて何もかもわからなくなってパニックに陥る、という状態になるのです。

 

カウンセリングを通じて、幼少期から無意識に抑えてきた感情を出したり、整理したりする作業は苦痛を伴う、と聞いていたしわかっているつもりでいたけど、やっぱり混乱するし苦しさというか圧迫感があります。

整理できてわかっているのにやめられない依存の部分も結構キツイです。

 

がんばる。