境界性人格障害からの回復

都内で編集の仕事をしています。28歳。2児の母。境界性パーソナリティ障害(BPD)、自閉スペクトラム症(ASD)、HSPの傾向があり、カウンセリングと心療内科に通いながら自分と向き合う日々。カウンセリングの過程をブログに書いています。

カウンセリング初回①(2017/12/21)

Hatena

 

はじめてのカウンセリング

今日は仕事を早退して、コンタクトを取った心療内科の先生に紹介していただいたカウンセリングに行って来ました。↓

 

www.koara2015.com

 

私はもともと心療内科や精神科カウンセリングの領域を信用していません。

 

医者といっても赤の他人。

いくら仕事でも(むしろ仕事だからこそ)、

血の繋がりもない、関わったこともない赤の他人の事を本気で考えるわけないと思ってしまうからです。

 

ましてやカウンセリングなんて更に怪しいものにしか思えないし、

今でもそう思っています。

 

「性格を診断するテスト」と言って高額なお金を取られるんだ。

話を聞くだけで50分1万円なんて完全にぼったくり。

無難な回答で時間を潰して、面談をさっさと終わらせたいんだ。

今日も、話をしながらそんな事を考えていました。

 

カウンセリングに通うことにした理由

それでも今日、自らの意思ではじめてのカウンセリングルームに行く事にしたのは2つ理由があります。

 

ひとつは、精神医療に関わる全員が全員、話ができない人じゃないと知ったから。

自分のことを話せる「他人」っているんだ、って認識したのがこのときです。

 

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もうひとつは、この3年間、このブログに書き出してきたことで、自分の気持ちが少し整理できてきたから。

 

例えば一年前、まったくの暗闇で、全部が手探りの状態でカウンセリングを受けても、改善にはつなげられなかったと思います。

それは、相手のカウンセラーが言う事を受け入れる態勢がちゃんとできていなかったから。

 

専門的に話されてもわからない。

かといって、「大変だったね」「頑張ったね」「大丈夫だよ」と薄っぺらい言葉をかけてほしいわけじゃない。

 

改善のために、何が原因で、現状こうなっていて、根本にあるのはこれで、あなたはこうすればいい、と、論理的に納得感ある提案がほしい。

この、カウンセラーに求めるものが明確になったことが二つ目の理由です。

自分で精神障害や脳の仕組みを勉強し、相手と対等に近い場所で話せる状態まで自分を持って行けた実感があったことで、今回カウンセリングを受ける事を決めました。

 

Q&A

予約の際には、心療内科に問い合わせた時に送ったのと同じ内容を、メールで送っていました。

 

今日はまず始めに、家族構成や現在の同居人、仕事内容、過去の通院歴を記載する簡単な質問表に回答し、それに沿って何個か質問をされました。

 

⑴同居人に実弟がいるのはなぜ?

弟は引きこもり?ニート?でずっと実家にいたが、やりたい事があって東京に出てきたいと言っていたので受け入れた。

夫の職場でアルバイトとして働いている。

 

⑵旦那さんは会社経営されてるの?

していない。普通の会社員だが、規模が小さく人も足りないので弟の件は融通が効いた。

 

⑶あなたの仕事は事務と編集?

事務職の契約社員で入社したが、仕事量の関係で編集業務を並行してやっている。今は半々くらい。

 

⑷過去カウンセリングや心療内科には行ったことがある?きっかけは?

25歳くらいの時にうつ症状があり半年くらい通ったと思う。きっかけは、育児が辛くなった時期に相談していたケースワーカーさんからの勧め。当時は心療内科に対する猜疑心を強く持っていたので、先生のことを信頼できず、薬や漢方も効果が感じられなかったのでフェードアウトした。

 

行政の心理士さんとの面談もしていたが、通院と並行してだったので、通院の報告と現状の体調報告がほとんど。自分の内面を深く掘り下げていくことはなかった。期間はこちらも半年ちょっと。

 

⑸今回カウンセリングを受けることにしたきっかけは?

ブログを書いてきたことで気持ちが整理出来てきた部分もあるけど、行動も気持ちも何も変わらない。

身内や周囲の人には話せない。話せる人が一人もいない。整理したものをどうすればいいのか、どうしたら改善できるのか、専門家に教えて欲しいと思った。

 

⑹この領域の事をご自身ですごく勉強されてきた印象。どんな本を読んできた?それぞれに書かれている内容の詳細や思ったことは?
  • 境界性パーソナリティ障害(岡田尊司)

 

 自分が境界性パーソナリティ障害なのかもしれないと思って、改善方法を知りたくて読んだ。

 

  • 境界性人格障害(BPD)のすべて(星野仁彦監修)

境界性パーソナリティ障害の仕組みを科学的に知りたくて読んだ。

 

  • 脳科学は人格を変えられるか(エレーヌ・フォックス)

すごく好きな本で「性格は変わるのか?」を検証する実験の話が沢山乗っている。一人の人生で見たときにそれが応用できるのかわからないけど、小さい実験で「性格は変えられる」「脳は変化する」という検証結果が多数出ていることで、自分も変われるかもしれないと希望を持った一冊。

 

  • 脳と瞑想(プラユキ・ナラテボー)

まだ読んでいないが、『脳科学は人格を変えられるか?』で触れられていた領域に「瞑想」があったので興味を持った。今現在は瞑想についてもあまり信じていないが、これも科学的な根拠が分かれば実践できるかも、と思って買った。

 

⑺『脳科学は人格を変えられるか?』が好きだと思ったのはなぜ?

心理学(については勝手なイメージかもしれないが)は、「あなたの気持ちの問題です」「捉え方を変えてみましょう」「マイナスのことをプラスに転換する方法」みたいな、感情論、ハウトゥーが多いイメージ。それだと私の場合納得感が得られなくて、実践に繋がらなかった。「科学的・論理的に実証されている」ことや「脳の仕組み」に裏打ちされたものであることで納得感が得られるので、脳から性格の変化にアプローチしているこの本はしっくりきた。

 

⑻今の自分について、はっきり言ってもらった方がいいか、ぼやぼやっとさせておいた方がいいか、どっちがいいかな?

はっきり言ってもらいたいです。

 

⑼カウンセリングの目的は?(目的が変わることがあるのを前提として)

子供を虐待しないとか、普通の人間関係を構築できるようになりたい、とか、細かいことは沢山あるけど、全部に共通するのは自分に対する自信のなさ。自分に自信が持てるようになりたい

 

↓このことが、自分に自信を無くしたおおもとの原因だと思う。 

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ずっと両親との関係を洗い出そうとしてきた。でも、両親は私のことを怒ることもないし、穏やかで、すごく良い人たちだった。

でも、親戚まで範囲を広げたときに上の記事に書いたことが鮮明に悲しかった記憶として思い出された。

自分は人とコミュニケーションを取れない。誰も自分を見てくれない。私がいなくても誰も困らない。この時から現在まで、いつもそう思っている。

 

両親は良い人だし、私のことをすごく愛してくれてたと思う。でも、本気では向き合ってくれなかったのかもしれない。

上の記事に書いたように、誰かにすがりたい気持ちで、当時の自分にとっては精一杯の行動として隣の部屋に一人で逃げ込んだが、両親にさえ相手にされなかった。

 

思春期に親や弟に暴力を振るったり、家の窓ガラスに石を投げつけて割ったりしたのも、当時の私ができる最大限のアピールだったと思う。その時も両親は、止めることはしたがやり返してこなかった。父親は無言で割れた窓ガラスに新聞を貼っていたし、母親は一人で泣くこともあった。

 

本当は、その時、叩いて欲しかったし殴って欲しかった。私がこんなに全力で向き合おうとしているのに、なんで逃げるの?どうして相手にしてくれないの?なんで私のことを見てくれないの?

 

やり方は間違っていたかもしれないけど、私は必死に自分を見て欲しくて行動してきた。でもことごとく失敗してきたことで、完全に自信喪失した。存在価値がないと思った。

 

こんな状態でも、自信が持てるようになりたい。それがカウンセリングの目的。